最近、改めてnoteを見直し、フォロワーが600人となりました。
今まで、寄席以外で関わってきた仕事をまとめた記事には100以上、いいねを頂きました。
せっかくなので、HPにも転載しようと思います。
2010年2月、七代目・月亭文都(当時の月亭八天)に入門。
人間国宝桂米朝の玄孫弟子(桂米朝→月亭可朝→月亭八方→月亭文都)として、在阪新聞各社に取材を受ける。
師匠宅のラブラドールレトリバー(チョコラ)の散歩をしたりしながら修行期間の3年3ヶ月が過ぎる。
2013年6月、年季明け後は古典落語の研鑽だけでなく、自作の新作落語の創作にも取り組む。
創った新作落語は六十本以上。
上方落語協会に所属しているので、基本的には、天満天神繁昌亭・神戸新開地喜楽館等の寄席での仕事が多いが、関西のほか、全国各地での落語会に出演。
(特に山形県酒田市は、ここ数年毎年行ってます)
心に残っている寄席以外の仕事
基本的に落語家数人が出演する落語会の出演が多いものの、防災落語や成年後見制度についての啓発落語等、そのために新作落語を作り、口演することもあります。が、それ以外の仕事も色々やってきたなぁと思い出してみました。
○2011・2013年 門真市民ミュージカル『蓮の夜の夢』『夢、ひとつぶ』脚本(2011年は出演も)
入門前、ピッコロ演劇学校に通っていて、中間発表会の脚本と、卒業公演の脚本のほとんどを書かせて頂いた経験からご依頼頂きました。門真市民ミュージカルは、生のブラスバンドの演奏のミュージカル。そして、出演者が演奏者を含めて100人!と言うのが、謳い文句だったため、100人分のセリフを書くのが大変でした。また、最年少は小学1年生から上は60歳という幅広い年齢層なので、その年齢に応じたセリフ回し等を考えるのが面白かったです。
○龍谷ミュージアム『地獄絵ワンダーランド』(2017年)、大阪市立美術館『豊臣の美術』(2021年)、サントリーミュージアム『美をつくし』展(2022年)、美術館音声ガイド。
龍谷ミュージアムさんで地獄絵の展示を開催する際、せっかくなので、卒業生であり、落語家であり、名前が天使である私に白羽の矢が。音声ガイドは、収録室に入り、一つ一つ原稿を録音するのですが、昔、テレビで放送されていた「桂米朝の味の招待席」という番組の米朝師匠の雰囲気で喋るよう心がけていました。(あと、せっかく落語家が喋るので、原稿に自らオチを足したりして)音声ガイドは、機会があれば、またやらせて頂きたい仕事の一つです。
○東大阪の工場の女性社長を取り上げた新作落語「あかん箱」を実際の工場で口演
東大阪の工場の女性社長さんの話を作家Iさんより聞き、直接、話を伺いに工場へ行きました。
東大阪の工場も、経営難で閉鎖するところが多く、なんとか、たくさんの方に知ってほしいということで、工場を開放してイベントを開催しているとのこと。その時にお会いした、新幹線の先端を作っておられる職人さんは現在、日本にただ一人だそうで、こういう職人さんをこれからも育てていけるような体制ができたらいいのにと思いました。
↓記事のリンク
https://dempa-digital.com/article/495511
○廃業寸前のハンコ屋さんが猫の印鑑を作るまでの実話創作落語「コタローのパオズ」を天満天神繁昌亭で口演
この話も作家Iさんより伺い、猫好きの天使さんに、と声をかけて頂きました。
実話なのでストーリーはほぼそのままIさんが書いてくれたのですが、なにか山場が欲しいと思い、少し書き直しさせて頂きました。2026年2月22日にも猫の日落語会で再演させて頂きましたが、毎回、稽古をしながら、以前飼っていた猫のことを想いだし泣きそうになります。モデルになった、ハンコ屋の岡山さんは、新聞や雑誌に取材を受け、その講演等でもお忙しいそう。猫が運んでくれたご縁ですね。
↓岡山さんのnote
https://note.com/idea_pr/n/n85df92fb6342
関連記事
https://koubo.jp/article/35859https://tenshi.df-cue.com
○ドイツ・ハンブルクでの落語
2025年8月にドイツ、ハンブルクの大学で学生や現地の日本人の方に、落語を聞いてもらいました。
ハンブルクの大学では、日本の文化やアニメ、歴史を学んでくださる学生さんが多く、落語入門で実際に高座に座って体験してもらいました。また、現地の日本人の方には、『皿屋敷』をハメもの入りで聞いてもらったり、貴重な経験でした。
世界で、日本文化に興味を持ってくださる方が多いと知り、より日本文化を知って欲しいなと思います。
○落語教室
色々なご縁が重なり、6、7年目あたりから、落語教室を開いてました。そして、諸々の事情で、最初、ご依頼を頂いた団体とは疎遠になりました(笑) が、何人かの方が社会人落語コンテストの予選を突破できたのは私の力であると自負しています。
落語教室は私が教えているようで、実は、自分が一番、勉強になってるのではないかと思っています。
豊中市でも約2年、子供たちの教室を開かせて頂きました。
現在は、少人数制(と言っても十人弱)で月二回ほど開催してます(大阪市内)
これからやりたいこと
個人的にやりたいことは別にして、これまでの仕事の経験と自分の能力をもとに広げていきたい仕事を書いてみます。
⭐︎銭湯やお寺、人が集まる場所での地域寄席の定期的な開催
大阪関西圏での落語会が多い中、たまに大阪以外で落語をやると、「生で演芸を楽しめた」ということにすごく感謝してもらうことがあります。なかなか、大勢で集まる機会が減った世の中で、一つの演芸をみんなで見て笑うという状況はすごく大事なんちゃうかと思います。できれば、一つの会場を落語の寄席みたいに飾り付けて、地域の皆さんが、その日を楽しみに来てもらえるといいなと思います。
↓ちなみに京都の銭湯での落語会も定期的に行ってます。
⭐︎伝わる話し方セミナー
落語教室を開催していて思ったのは、伝わりやすい文章を書くことも大事ですが、声をどういうふうに出すかも重要だと気づきました。普段の講演は、こちらから、話をして終わることが多いのですが、期間を設けて、その人の喋り方が変わるような講座を開催できると面白いなと思っています。学校寄席なんかでは、課題を出して、次の機会に生徒さんが、みんなの前で発表することがあるのですが、企業でも応用できるのではないかと考えています。
⭐︎海外の方向け体験落語会
今、たくさんの外国人観光客の方が日本を訪れていますが、落語については言葉の壁もあり、なかなか見てもらう機会が少ないのではないかと思います。たとえば、ホテルのロビー等で30〜40分ぐらいの短い、体験会等できればいいのになと思いながら、どこへ話をしに行けばいいのか?誰に提案したらいいのか?わからない状況です。
なにか、いい方法があれば教えてください(笑)
他にも、学校寄席等で、メディアリテラシー・情報をどう取捨選択するかみたいなことをしたいと思ってます。
現在、私はフリーで事務所に入っておりません。(以前は、Y本興行という会社に所属しておりましたが、落語や芸人への愛のなさ、社員が多すぎることでの連絡網の甘さを感じ、退社しました)落語家は基本的に一人で仕事をしていますが、そうなると、やはり、できることが限られてきます。その点もあり、SNSの運用を改めて考え直してみました。
もし、これがご縁になって、なにかご一緒していただける方が増えると良いなと思います。
連絡はHPのお便りからも可能です。どうぞ、よろしくお願い致します。